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「とにかくヨーロッパへ行こう。」からはじまった。

  • kunihirogurume
  • 2017年5月16日
  • 読了時間: 9分

更新日:3月25日

とにかく、ヨーロッパを体験しよう。


とみんなで、行くことになった。


格安航空券を探して、宿は、直接頼んで、食事は、みんなで割り勘。


現地では、自由行動。団体行動も個人行動も全部自由。


移動は、電車のスタンダードと徒歩。とにかく、ヨーロッパ体感。


1月1日、朝7時に成田空港集合。9時過ぎのAirFranceでパリ経由でローマへ。


ぐるめくにひろのスタッフとその彼氏などみんなでヨーロッパを見に行く。


スタッフたちは、みなヨーロッパは初めて。


パリでの忙しい乗り換えをして、無事ローマの空港から電車で市街地に入る。


ベースキャンプのホテルは、ローマ市街の大きな駅(テルミナ駅)の近所。


今晩はみんなで打ち上げ。


ホテルで、近所のおいしいピッツェリアをおしえてもらって、みんなで即行。


新年と楽しい旅に乾杯!旨いモノ好きの私たち一行は、料理が間に合わないほど、無言でパクパク食べる。次の料理まで、おしゃべり満載。レストランの中を、周りで食事をしている人たちを、


お勘定の払い方とか、おしゃべりばかりしているレストランのスタッフとか、みんな初めて、めずらしいからキョロキョロしちゃう。


旨い、おいしいイタリアンを満腹にして、明日から自由行動。


みんなのヨーロッパ体験が楽しみだ。


2日目は、自由行動。ローマ市内散策。


時差ぼけもからんで、早朝5時頃から目が覚めて、市内観光のプランを立てた、飛行機と宿の手配をしてからこまかいプランをいっさい考えていなかった。


ホテルの手前から、ローマの遺跡と興味深いショップを手当たり次第見て廻る。


東京に比べれば小さいローマ。地下鉄を2・3回使えば、主なスポットは、1日で、がんばれるかもしれない。


今日の私との同行者は、妻と息子。家族3人。


朝食後、早々に出発。


まずは、地下鉄で「コロッセオ」へ、セキュリティチェックをうけて、チケットを購入して中に入った。20数年ぶりの「コロッセオ」前回が初めてだったが、前回とは、随分イメージが違う。


「コロッセオ」から出て「フェロロマーノ」(遺跡の公園)の中を歩いて反対側に向かった。今回のローマで、私が見たかったのは、この「フェロロマーノ」と「バチカン市国」と「メディチ家の別荘」だった。


遺跡の見事さと大きさに感動しながら、目を見張りながら、「真実の口」方面の出口へ向かった。(実は、この方向に出口があるかどうか知らなかったが、とりあえず歩いていたら、好都合なところに出口があった。)


出口のところに案内図があって数人の観光客が案内図を見て話していた。


私も、自分たちの居所を確認したくて、案内図に寄って見たが、ここがどこかわからない。案内図を見ている観光客たちに「ここは、どこ?」と訪ねたら、3人の観光客がそれぞれ別々の場所を指さした。だれも、自分の居場所がわからないようだ。


みんなで、大声でわらってしまった。「フェロロマーノ」は、そんなに広いのかもしれない。結局、どこにいるかわからぬまま歩き出して、道ごとに、地図と照らして居場所を確認しながら歩いた。自分たちの位置もはっきりして「真実の口」に到着。少々の列に並んで、お約束通り、手を入れて、記念撮影。


川沿いを歩いていたら、[FCローマ」ローマのサッカーチーのオフィシャルショップを発見。ガイド本にも載っていないこのショップの発見は、息子にとってかなりGOOD。その近所のかわいい雑貨屋さんを覗いて、「ナボーナ広場」で昼食。広場では、お祭りのような屋台がたくさん並んでいた。屋台や芸人さんたちのパフォーマンスを見ながら、カフェのテント内で昼食。


住宅街を歩いていたら、妻がジェラートショップを発見。高級そうなお菓子屋さんの奥に、大きな大きなジェラートケース。さっぱりした甘さに、フルーツの風味に、さわやかな口当たりに、「やったー!」と感激。


車が通れないような狭い石畳の住宅街をクネクネ歩いていると、「コロンナ広場」を横切ったこの先に「トレビの泉」。あまりにも有名な観光スポットには、驚くほどの人々、すごい混んでる。後ろ向きに立ってコインを投げて、願い事を唱えて、次に足を進めた、路地路地を楽しみながら散歩のように歩きながらショッピングとウィンドウショッピングを楽しんでいたら、人が増えてきたら「スペイン広場」に到着。やっぱり、映画のイメージよりは狭い階段広場をながめながら散策しながら、うろうろと歩く、途中、後ろから聞き慣れない音が近づいて来た。と思うと馬車だったり、イタリアのスポーツカー、フェラーリのオフィシャルショップに遭遇したり、目と心をあっちこっちに寄り道しながらポポロ広場へ。


川を渡って「バチカン市国のサンピエトロ大聖堂」。


昔ここでいろいろな感動を味わったのを今でもよく覚えている。


まず、ルネッサンス時代をお思わせる中庭を囲むように立ちならぶ石像。


見事な大聖堂。この大聖堂は、上から見ると十字架の形になっている。


お正月休みだけに観光客も多く、入り口のセキュリティチェックはかなりの列ができていた。(昔は、セキュリティチェックは、無かった。)大聖堂の中に入ると、その大きさに圧倒される。広く奥深くまでつづく床、あまりにも高い天井。どのような設計でこの建物が造られたのだろうかと答えの出ぬ想像を繰り返してしまう。彫刻された石を重ねてできているこの建造物の一つ一つの彫刻にため息が出る。大理石を削りだし、寄せ木細工のようにつくられた床は、古臭さを感じない洗練されたデザイン。建築様式、建造物、その歴史に知識を持たないわたしでも、このサンピエトロ大聖堂の大きな意味を感じずには、いられない。


大聖堂を出て右の通路から庭に出て行く途中に、衛兵がいる。彼らのブルーとオレンジのユニフォームのデザイナーは、なんとミケランジェロ。昔からのデザインが今でもそのまま使われている。日本では、とても考えられない。


日が沈むバチカン市国を後に、歩き疲れて、カフェで小休止。


この近所の商店街を歩きながらホテルに戻ることにした。


市場を発見。入ってみたが、夕方となった今、ほとんどのお店が閉店していた。


明日以降のチャンスに期待したい。


今日は、みんなでナポリへ。


朝7時に集合してセントラル駅へ、電車は7:25発でナポリ行きの特急があるのは、確認した。でも、チケットを買う場所がわからない。


市内の切符は売店で売っているので聞いてみると反対側にチケットセンターがあるとのこと。無事切符を買ってドリンクとサンドウィッチを買って特急に乗り込んだ。優雅なシートに6人ですわり気持ちよい電車の旅が始まった。ところに、検札。私たちのチケットはこの特急のものではなく、その前の急行ののものだったらしい、乗車券に匹敵するクライの特急料金を取られた。ものの快適な電車の旅は2時間弱。ナポリに到着。


なんとなく、港の方向へ歩き始めた。もちろんプランも下調べも無い。


テントの並ぶ路地を発見、そちらに足を向けると魚市場がならぶ、さすがは、漁港町、貝類にさかなに新鮮でおいしそうなものばかり、その後魚市場街は、自転車とおもちゃの市場街になった。歩き続けてると細い観光客向きの商店街を発見、ぶらぶらと歩きながら港へむかっていたつもりだが、自分たちのいる場所がわからなくなった。広場にでたところで現在位置と方向を確認してふたたび港へむかった。


大きなフェリーや客船の碇泊する大きな港に出た。でも、私たちが目指していた港とは少々趣がちがう。


目指すは、その昔ナポリ公国によってつくられた。海にでぱってつくられたお城。そして、ピザ発祥の地と言われる、トマトベースの魚介類のピザ。そして、ナポリタンとして伝わってきたスパゲティペスカトーレ。


港から海沿いを歩いて10数分、海岸線が南に面したとき眼下にまぶしいほどの大きな海が広がった。その先には、目指すお城も見えてきた。そのお城の右手には、サンタルチア通りものびいるはず、歩き疲れて、おなかをすき始めたみんなの顔にも笑顔が広がった。海岸線には、奇麗なリゾートホテルが陽光に照らされて並ぶ、海には、大きな船やヨットが水面をはしる。これぞ、ナポリ。


カリオストロの城を思わせるようなお城のなかを見物して、ストラン探し、


海の周りのレストランは、とても高そうでどのお店も準備中の様子。


足をサンタルチア通りに進めるとおいしそうな気配のレストランが並ぶ。「どのお店にするか。」鼻をきかせて探す。どのお店も準備中の様子。12時半ころ昼食には申し分無い時間であり、空腹状態である。その中でもワインレッドのテントのきれいなお店に目をつけた。煙をもうもうと出している。中に入ってみると、開店は1時からとのこと、十分少々散歩をして待つことにした。地元の人たちで混み合うスーパーやBARを覗きながら待った。1時の鐘が鳴りお店に向かう。


誰もいない、中に入って声をかける。返事がない、カウンターの奥ではピザの釜に火が入って釜の準備は万端のようだ。先ほどの煙はこの釜の薪が炭化する前の煙のようだ。なんども大きな声をかけてようやく店員が席に案内してくれた。


少し寒いけど、外のテラスの気持ちよい席に座った。メニューが配られ思い思いにみんながオーダーを入れる。ピザ、ペスカトーレとのご対面である。


ピザ発祥の地、ペスカトーレ発祥の地。期待がふくらむ。


ビールやワインを飲みながら、料理の登場を待った。


大きな3種類のピザが登場した。ペスカトーレもマルゲリータもクアトロフォルマッジョ(4種のチーズ)


どれも見るからにおいしそうである。日本でよく見かけるローラーのナイフは出てこない。それぞれのピザをフォークとナイフで切る。ピザの前に座っていた人が当番のように切る。3枚のピザが切り終わると「ヨーイドン」のようにいっぺんに数本の手が伸びる。「うまい。」「おいしーい。」と感激の声を上げながらあっという間に大きなピザ3枚がなくなった。


パスタのペスカトーレも、その他のパスタもサラダもあっという間にから皿になっていった。


なんとなく腹八部目きぶんだったが徐々にお腹が充満してくる。


デザートのオーダーを聴かれる頃には、おなかいっぱいでになっている。


それでも、2人3人がデザートを注文する。大きなお皿のデザートが届くとあちらこちらからまた手が伸びる。仕上げのコーヒーの入る隙間の無いほどお腹いっぱいになって店をでる。


来た道とは別の順路で散策しながら駅に向かう。途中何度か思惑と違うところに出て地図を確認しながら駅に到着。夕日に焼けた山が出迎えてくれた。


帰りは、特急に乗らず、切符の指示にしたがって急行にのった。


丁度、6人様の個室に収まり、お菓子やビールを手に手にローマまでの電車の旅を楽しんだ。


夜早めにローマに到着。駅に近いホテルだったので、荷物をおいて、再びみんなで夕食をとることにした。


近所のリストランテで、仔牛のカツに、オリーブのサラダに、白身魚のグリルに、パスタとピザ。


最初に頼んだ料理を全てたいらげてから、また、数皿追加。


食べて、歩いて飲んでいるばかりの私たちを再確認。

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